iMac不調から復活へ

メインPC、iMacが不調、内部温度が高温になりCPU処理などが低下、どうも原因は内部の冷却ファンが回っていない(ファンアプリの回転数表示が0rpm)ことで、温度がとても上がり、85度以上になるとダウンしてしまったり、そうでなくても温度が上がるほど動きが悪くなるので、裏面に扇風機で冷やしたりしていた。Apple に相談していろいろやってみたがうまくいかない。いろいろというのは、怪しい常駐アプリとか、OSのアップデートとか。それでもう治さないとヤバイと思って修理屋の見積りとったらめちゃ高い。やっぱり自力でやろうと決意。

実はiMac、昔は画面がマグネット固定で、すぐに外せたのだが、最近は両面テープで貼り付いているので、バラすのが面倒なのだ。でもまあ、ばらし道具と専用の替え両面テープセットを買って、あとは肝心の冷却ファンだが、なかなか見つからず、中国から発送のものを購入、結構待たされてやっと届いたので早速作業開始したのだが、この中華品、中古とは書いてなかったのだが届いたものは酷い汚れた中古品で、接続部のコネクターは基盤からむしり取った感じで酷く汚れて傷んでいて、要は使い物にならないゴミを送ってきたのだ。当然返品、返金なのだが、返品先がAmazonの窓口でなく中国、これって着払いで送れるのか??結局返品なしで返金だけしてもらった。当然だ。

さてiMacだが、治さないとiBookでは仕事がしにくい。まずは本体とスタンドの間にクッションを押し込んで本体を安定させ、両面テープのカットツールで慎重に全周カットしてモニターを外す。配線やら何やらあるので慎重に慎重に。何とか開けられて、残ったテープを剥がし、配線をコネクターから外すが、これがまた微細なコネクターで緊張する。

しかしまたファンをどこかで買っても届くまで何日かかかるので、まず不調のファンを元に戻して仮組みして使うことにした。するとなんということでしょう、ファンが動いています! 元々の配線の接触不良? まず使えると分かったので、内部のホコリを掃除して、仮組でなく本組をして動かしてみたら、ファンがちゃんと動いて、温度も40度以下で安定していて、性能も落ちずに快適に使えるではありませんか。 接触不良? でもなぜそんなことが起こるのか謎。とりあえず復活。Fan control アプリが悪さしてるかもと削除して、別のアプリにした。Macs Fan Control だ。一応ちゃんと機能してる。


■ところが、5月末ころに再び温度が上昇してマシンパフォーマンスが落ち始めた。Fan回転数が0rpm!回ってない。使うと60℃以上にもなって危険状態。

やはりFanがだめか?またネットでFanを探すと、今度は少し早く届くのがあったので購入。また変なの届くか心配だったが、今度はきれいなものが届いた。そしてモニター外し戻しキットも再度購入。

また例のモニター外し。一度やってるから今度はスムースに作業を進められた。そしてFanを交換して仮組みして起動すると、ちゃんと動いてる!やはり以前もFanが壊れかけていて、一度は復帰したが今度は完全に死んだということか。きっちり組み直して起動。その後全く問題なく、温度も低い状態を保っている。概ね35℃、夏で部屋が暑くなってたり、少しヘビーな使い方で40℃を超えることはあるが、50までは行かないので良好である。

まず本体を固定するのにクッションを押し込む。寝かすより作業がしやすい。

機種専用のモニター外し&取付キット。上の長い袋はモニターを貼る両面テープ。

このピザカッターみたいなので両面テープを外していく。深く入らないので内部に損傷を与えない優れもの。替え刃付き。刃じゃなく薄いプラだけど。あとはクリーナー。

ケーブルがあるので少しずつ開けて、ケーブルのコネクターを外していくと、モニターが外れる。外したら古い両面テープを剥がす。

Fanを交換して、新しい両面テープを貼って、モニターを貼り直して完成。まあ面倒で神経質な作業だけど、ネジをたくさん外すとかよりも慣れればスマートな作業だね。初めのFANトラブルから1年経って再修理から半年以上、今のところ問題なくサクサクと動いています。


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